安全な鉄道の運行を支えるため
1mmにこだわる測量技術を。

高橋大河
測量部測量課 主任

千葉科学大学 危機管理学部卒
2014年 入社

専門知識や技術を身に付けて、成長できる環境

高校時代に地震などの災害が続いたことがきっかけとなり、大学では危機管理を専攻。卒論では津波被害後の集団移転をテーマに、現地調査をしながらプランを試作しました。卒業後、進路で迷っていた時に、当社で測量補助のアルバイトをしたことが転機となり、当社で測量士を目指そうと決めました。

その理由は、地元の新潟の企業であること、鉄道に関わる仕事は公共性が高く、多くの人々の役に立てること、そして何よりも、上司の存在です。第二の親のように、相談にのっていただき親身にアドバイスをしてくれました。また、会社全体もアットホームで、面倒見のいい人ばかりですから、技術や知識を身につけるのは最適の職場だと考え、いったん専門学校に進んだ後に、測量士補資格を取得し、入社しました。

地上も川底も線路も最新技術で測量する

現在は線路の測量を行っています。測量は、施設設計や変更、安全性確認の基礎になるので、高精度が求められる上、線路敷地に入る時間が限られているため、入念な準備や段取り、打ち合わせが必要で、作業中は集中力も求められ、帰社後は測量データを座標化し、CADで図面を作成します。

測量するのは地上だけではありません。線路の用地境界調査では1時間半かけて山を登り、作業して下山するような場面もあり、体力勝負でした。夏場は苦労しましたが、やり遂げました。また、ダム湖や河川に架かる橋りょうでは、ボートで水上から湖底や川底を測量し、基礎等の洗堀状況を調査する必要があるため、船舶資格を取得しました。こうした経験をさらに積み重ねて、技術者として成長していきたいと思っています。

安全で便利な街づくりを測量で支えていきたい

測量は建設工事や災害復旧の出発点です。測量データ無しでは線路や道路等の建設はできないですし、崩落した橋を架けなおすこともできません。東日本大震災で線路が流されてしまった宮古地域で、線路復旧のための建設工事に測量担当として加わりました。2018年の冬期のことです。その後、私が測量した部分も含めて開通したとニュースで知り、実際の映像を見たときは感動し、この仕事に就いてよかったと心の底から思いました。

当社では努力は認められてしっかりと評価されるので、次への意欲につながります。これからは3D解析やドローン測量にとどまらず機器はもっと進化していくでしょう。最先端の技術を身に付け、経験を積み重ねて、安全な街づくりに貢献したいと思います。

就職する学生へのメッセージ

当社は明るくて楽しい職場です。初めはわからないことだらけですが、現場などでもやさしく丁寧にサポートしてくれる先輩がたくさんいます。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がありますが、どんどん聞いて考えて吸収して、良い社会人を目指してほしいと思います。学生時代は社会人より時間があるからといって、ただぼーっとして過ごすのではなく、何事にも全力で真剣に取り組んで有意義に過ごしてください。

手掛けた案件

上越市/踏切拡幅に伴う測量、鶴岡市/鉄道会社の横断管測量調査、鉄道会社/線路の用地図整備